木の陰 

日常に非日常を感じる時、とても興奮する。

出勤時に通る大きな橋、一番高いところから、晴れた日ははるか遠くの富士山が見える。
山も海もない町なのに、蜃気楼のような、遠いところに来た様で、見慣れた場所なのに旅行キブンになる。



フト休日に、あてもなく音楽を聴きながらブラブラと歩き回っていたら、住宅街を出て、畑、竹林を通り、
随分遠いところまできた。

見慣れない林道を見つけてさらに進むと、随分リッパな神社があったのでおどろく。
「こんにちは」と声を掛けられた。
神社の方だろうか、MA-1を羽織ったカジュアルな服装の男性が、掃き掃除をしていた。
へ、へへ…ドウモ、あ、お参り失礼します…
不審者っぽい自分にも、微笑んで下さった。育ちのよさを感じる。
参拝して、軽く会釈して出る。なんだかいいなあと思いながら。


今日も帰り、ひときわ大きなまるいお月さまが浮かんでて、それはもうちょっとビックリするくらいの
大きさで、恐怖すら感じる色の濃さで、とても興奮する。


仕事の休憩中、駅へと続くデッキを歩いていて、フト日が暖かくて、ベンチに腰掛けると、
背後からガサゴソ音がする。虫かと思って飛びのくと、カナヘビがいた。
戻って、ペットボトルの水を 一滴指にのせ、そっと近づけると、ぺろりと舐めた。
しばらくしていなくなってしまったが、図々しくも心が通じた気になった。


関連記事
スポンサーサイト
( 2017/01/12 23:37 ) Category 未分類 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Author:ミシェ☆
絵描いたり、フリゲも作ります。(奇奇怪怪コイ絵巻)
↓ホームページ↓
『Hyperboreios』

♪最近頂いたコメント♪